横浜国立大学体育会ヨット部では、海上活動における安全管理体制およびレスキュー体制のさらなる強化を目的として、「レスキュー安全管理マニュアル」を策定し、2026年10月4日より施行いたしました。
ヨット競技は、風、波、潮流、視程、気温などの自然条件の影響を大きく受けるスポーツであり、落水や衝突、艇体・機材の損傷、低体温症、熱中症、機関トラブル、漂流など、さまざまな事態を想定した安全管理が求められます。そのため、事故を未然に防ぐための備えに加え、緊急時に迅速かつ適切な対応をとることのできる体制を平時から整えておくことが重要です。
また、当部では近年、部員数の増加に伴い活動規模も拡大しています。こうした状況を踏まえ、これまで培ってきた経験や個々の判断を大切にしながらも、それらのみに依存することなく、部員全体が共通の基準と認識のもとで安全管理に取り組むことのできる体制を整備する必要性が高まっていました。
こうした背景から、本マニュアルでは、事故の未然の防止と、事故やトラブルが発生した際の迅速かつ適切な対応を目的として、気象・海象の確認、出艇判断、レスキュー艇の運用、救助活動、指揮系統、連絡体制、緊急時の対応などについて、当部における基本的な基準を定めています。
当部では、「人命を最優先すること」を安全管理の基本原則としています。活動の継続や競技成績に優先して部員の安全を確保するとともに、安全管理を担う一部の部員だけでなく、すべての部員が安全管理に関する共通認識を持ち、組織として適切な判断と行動をとることのできる体制の構築を目指します。
本マニュアルは、今後も実際の運用状況や活動環境の変化、事故・ヒヤリハット等から得られた知見を踏まえ、継続的に見直しと改善を行ってまいります。
今後とも、安全を最優先とした海上活動を徹底し、部員が安心して競技・練習に取り組むことのできる環境づくりに努めてまいります。
引き続き、当部の活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
横浜国立大学体育会ヨット部
安全管理責任者 木下壮一朗

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